去年からレコーディングをスタートしていますが、まだ半分も終わっておらずやる事がたくさん!私にとってCD制作は初めての体験なので、わからないことばかりで戸惑ってばかりです。
ロンドンのアビーロードスタジオでの4曲のレコーディングにこぎつくまでに一年以上かかったし、レコーディングが始まっても「何をどうすればどうなる」かもわからないままの、まさに五里霧中の作業でした。しかし心配をよそに出来上がった曲を聞いてみるとインストロメントは最高にかっこ良く仕上がり、やっぱりロンドンで録って良かったー!と思ったのもつかの間、後日聞かせてもらった歌の編集が気に入らず、帰国後日本とロンドンで何度も編集しなおしてもらっても私の思う音楽になってなくて、歌録りだけまた一から録り直しをすることにしたり、新しいチームで違う曲のレコーディングをしてみたら、歌はよく取れたけど、今度はインストロメントの音数が少なくて全体的に弱く録りなおしをしないといけなかったり。
10曲のうち、この曲の編成はヴァイオリン2本、ヴィオラ一本、チェロ、アコースティックギター、チェンバロにしましょう。そして、この曲はシンプルにギターだけにしましょう、なーんて、とりあえずわかる範囲でどうにかこうにか指示を出してやってきたけど、私の少ない知識ではかなり無理な設定。しかし、音楽は本当に個人的なものなので、音楽家一人一人に違う音楽が体に流れているため人任せには絶対できなく、私の中にある音楽を他の音楽家に説明しながらの作業はホント大変!プロデューサーは自分なので、どんなコンセプトのCDにするのか?選曲は?曲数は?伴奏の編成は?レコーディングの場所は?等など、、決めなくてはいけないことがたくさんあるのですが、なんせ、舞台で歌だけ歌ってた人にはかなりの高等テクニックが必要なもようで。
と、試行錯誤を繰り返していましたが、今日やっと全ての曲の構想が自分の中でまとまったのでとっても嬉し気分なのです!むははー!
今月末から残りの曲のレコーディングをして、なんとか秋にはリリース出来るように急がなくちゃ!なんて焦りながらも、今晩は嬉しくてドキドキしてウキウキしてムハムハしています。
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