サントリーホールへの道のり2

9月1日のサントリーホールで歌う演目がほぼ決まりました。

どれも耳慣れた名作オペラアリアのオンパレードなので、クラシック好きな方もそうでない方にも楽しんで頂けると思います。

最初の二曲は、サントリーホールの舞台正面に鎮座する美しいパイプオルガンにて
ヘンデル オンブラ・マイ・フと、カッチーニ アヴェ・マリアを。

そして歌い続けている韓国歌曲 鳳仙花と、初めて舞台で歌うカッチーニのアマリッリとフォーレの夢のあとを
歌います。
その後は50人のフルオーケストラによる演奏でオペラの世界をお楽しいください。
カルメン ハバネラ
Opera Carmen 「Habanera」 by Georges Bizet
トスカ 恋に生き歌に生き
Opera Tosca「 Vissi d arte vissi d amore」 by Puccini
Amarilli by Caccini
チレア 私は創造の神のいやしい僕
Opera adriana lecouvreur 「 Io son l’umile ancella」by Cilea
ドヴォルザーク ルサルカ
Opera Rusalka 「Song to the moon」 By Dvorak

そして、ゲスト出演のテノール歌手 藤田拓也さんにこちらの二曲を歌っていただきます!
トスカ 星はひかりぬ
Opera Tosca 「E lucevan le stelle」 by Puccini
誰も寝てはならぬ
Opera Turandot 「Nessun dorma」 by Puccini

奇しくも30周年記念のサントリーホールで、ソロコンサート10周年を迎えられること、
とても光栄に思います。
皆様に楽しんで頂ける演目、演出となりますので、是非、会場にお越しいただけたら幸いです。

サントリーホールへの道のり

親愛なる皆様へ

2006年に初めてソロ・コンサートを開催してから10年が経ちました。
この年月には、私の人生を形成する上でとても大事な出来事が多々ありました。
そんな10年を振り返り、またさらなる進化を願い、
念願でありましたサントリーホールの大ホールにてソロ・コンサートを開催することになりました。
「あのサントリーホールで一人で歌うなんて無謀だ!」とも思いましたが、
「一度きりの人生、できる時にできることをやろう!」という思いのもと「エイヤ!」と決めてしまいました!
演奏はフルオーケストラにてクラシックの名曲と、少しポップスにアレンジした新曲をご披露すべく練習を重ねております。
また、新しいアルバムの準備も着々と進んでいます。
コンサート当日には全員様にC D をお持ち帰り頂けるよう手配をしておりますのでお楽しみに!
皆様に楽しんで頂ける舞台にすべく、日々努力を重ねてまいります。
お忙しい時期とは存じますが、そろってご来場頂けましたら幸いです。
http://seialee.com/concert2016/

せいあL e e

雑誌Richess連載スタート

大好きな雑誌Richessで連載を担当させていただくことになりました。
情報が豊富で、いつも新しい事を知ることのできる素晴らしい雑誌で連載をさせていただくなり、
とても光栄で、嬉しく思っています。
音楽への思いや、日々の生活、海外の話などをさせて頂きたいと思っています。IMG_5715
是非手に取ってご覧になってみてください。

http://www.hearst.co.jp/brands/richesse/subscribe_print

コンサート終演

初の紀尾井ホールでのコンサートと、追加公演のヤマハホールでのコンサートが無事終演しました。
二会場合わせて1000人近いお客様にご来場頂き、本当に嬉しかったです。
ありがとうございました。

180IMG_5541 2IMG_5381 2

CDデビュー!

22 May, 2015
満を持してアルバムの発売が決定しました!
5月29日 amazonより発売開始です!! http://goo.gl/cGKoT7

hyo01

これまでの道のりは長かったー!
CDを作りたいと思い始めてから、 なんと5年もかかってしまいました!

いろいろな提案もありましたし、もっと早く制作することも出来ましたが、なにせ初めてのCD。
こだわり抜いて作りたかったのです。
ということで、私自身がプロデューサーとなり、すべて自分で決めました!

まず、普通のクラシックにするか、それとも新しいクロスオーバークラシックにするかで数年も悩んでしまいました。サラブライトマンの大ヒットCDを作ったプロデューサーに会いにロンドンまで行ったり、シャンソンをオペラ風に歌うというオファーがあり、パリでレコーディングまで終えたのにボツにしたこともありました。
新しいクラシックの世界を模索していたのですが、どうしても「コレ!」というものに出会えずもがいていました。
そうこうしている間にも時は過ぎ、音楽への考え方も少し変わってきて、やはり最初のCDは純粋なクラシックでいこう!と決心した頃、イギリスで素晴らしい出会いがありました。佐藤琴乃さんです。

ロンドンのCadogan Hallで開催された葉加瀬太郎さん主催のチャリティーコンサートへ出演するため渡英していた時、友人の紹介で出会い、彼女に音楽フィクサーになってもらえることになりました。彼女は王立音楽院を卒業後すぐにプロに転身し、自らが演奏活動をする傍ら、錚々たるアーティスト(Adele, Andrea Bocell,Beyonce, Bruno Mars,Michael Buble,Noel Gallagher,P.DIddy,Rod Stewardなど!)のレコーディングやコンサートに参加し、IL DIVOの世界ツアーではオーケストラリーダーを務める才能あふれる方なのです。演奏だけでなく美しい編曲、アレンジもします。

琴乃さんと出会い、とんとんと話は進み、曲も決まり、さてどこでレコーディングしようかとなった時、せっかくイギリスでレコーディングするなら、夢のアビーロードスタジオで!ということで世界最高峰の環境で、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ギター、ハープ、ハープシーコードのこれぞまさにプロフェッショナルな演奏者と共にストレスなく録音することができました。
初めてのCD制作が最高のチームで作れたことは、私にとって本当にかけがえのない財産になりました。

そして大事なジャケット写真は、レスリー・キーさんが撮ってくれました。ポージングが苦手でいつもなら固まってしまうところを、レスリーの的確な指示に従いポーズを取っているだけで、あっという間に元の素材より何倍も美しくイキイキとした写真が撮れていました!!さすがレスリー!!
今回のCDには3通りの衣装のまったく違うカットが使われています。

そして今回、なんとDVDも作成しちゃいました!大好きなフォトグラファー宮本敬文さんが撮ってくれた「オンブラ・マイ・フ」のライブ映像に、Drawing and Manualの小林さんが美しいグラフィックを書いてくれました。
陸前高田の奇跡の一本松へのオマージュとして大切に歌っているこのヘンデルの歌の美しい世界観を表現してもらいました。

もちろんCDとDVDを入れるパッケージのデザインもこだわりにこだわって素晴らしく仕上がりました。
今どきこんなに豪華のCDはなかなかお目にかかれないくらいに豪華な作りになっていますので、手にとって見て頂けたら幸いです。

せいあ